2025/03/08

AIで商売することを考える

AI投資が盛んだけど、よくよく考えると結構リスク有るなと思ったのでメモ

考えられるリスク
・AIに学習させて何らかのサービスが当たったとしても、資金力がある会社がもっと金掛けたAIを作ってサービス丸パクリされたら勝ち目がない。
・もっと金掛けたAIを作ったとしても、クローズドでブレイクスルーになるようなもっと優れた学習技術が開発されたらその会社がサービス総取り。
・優れた学習技術が開発されたら学習しなおしになる。

考えられる対策
・比較的市場規模が小さいニッチな分野で戦う。
・限られた環境でしか役に立たない。
・クローズドなデータを使う。
・学習したデータを再学習できるような形で取っておく。
・ゴールドラッシュのツルハシ売る方のポジションを取る。AI作成をサポートします的なポジション。

2025/03/02

SMSやメール認証単体だと超ガバガバセキュリティだよなって話

たまに、SMSやメール認証で4桁の数字を入れてログインするシステムあるけどすげーガバガバなセキュリティだよなって話。

4桁の数字ってことは、完全にランダムな数字を入力したとしてもたったの1万分の1で当たってしまう。電話番号って結構予測可能だしメールアドレスも頻繁に流出してたりするので、1万個の電話番号やメールアドレスに対して1回ずつログイン試行してランダムな数字入れれば1回ぐらい当たる計算になる。
6桁の数字でログインするシステムもあるが、1万回が100万回になっただけで4桁よりはかなり良いけど少し弱いような気がしないでもない。

要はリバースブルートフォースアタックのようなもので、不正アクセス検出がかなり困難。

対策としては、それなりに強固なワンタイムトークンを含んだURLが来るとか、そもそも一段目でパスワード認証した後に二段階認証で利用するって感じだろうか。

特にSMS認証はSIMスワップとかあるのに過信し過ぎてるシステム多い気がする。
最近も楽天のeSIM乗っ取りとか話題になってたし警戒感薄いよなと思う。

2025/02/15

FIRE後や老後を見据えて考えた方が良いこと

FIRE後や老後は、富裕層じゃなければ住民税非課税世帯になった方が生活費が抑えられる。

証券口座の特定口座(源泉徴収有り)だといくら売却益があっても、その他の課税所得が一定以下であれば住民税非課税世帯になることができる。

住民税非課税世帯のメリット
・国民健康保険の免除や減免
・住民税無し
・高額療養費制度の負担額が大幅に減少
・その他、非課税世帯向けの優遇制度(給付金など)が使える
大体年間6万円ぐらいは得?(高額療養費制度どのぐらい使うか次第?)

住民税非課税世帯になるために気を付けること
・年金の受給額
・iDeCoを年金として受け取ってしまう

公的年金等控除
65歳未満: 60万円
65歳以上: 110万円

非課税世帯になる所得金額の条件が単身なら45万円以下(住んでる地域によっては38万円など)なので、65歳未満なら年金105万円以下、65歳なら年金155万円以下になる。

注意しなければならないのは、公的年金とiDeCoの年金は合算して年金として計算されてしまうこと。

iDeCoを含めても155万円超えない人: 普通に65歳で年金受け取る。
iDeCoを一括受給すれば155万超えない人: iDeCoを一括受給して、65歳で年金受け取る。
iDeCoを一括受給+公的年金の繰り上げ受給で155万円超えない人(最大203.9万円以下): 公的年金を繰り上げ受給して155万円を超えないようにする。
繰り上げ受給とiDeCo一括受給しても155万円超える人(年金204万円以上): 人生勝ち組おめでとうございます(笑)

住民税非課税世帯になっても年間10万円も得しないと思うので、203.9万円ギリギリの人とかは普通に受給した方が得。155万円ギリギリの人は繰り上げ受給した方が得。iDeCoの一括受給は退職金無い会社ならやらない理由無いと思う。退職金の金額次第ではあるけど、あっても一括受給して自分で資産運用した方が良い場合が多いかも(要計算)。

155万円のボーダーは住んでる地域によって変わるので要注意(110万円+45万円の45万円の部分)。また、155万円は単身の場合ですが、配偶者等がいる場合はボーダー上がります(自分で計算してください)。

インフレで住民税非課税世帯のボーダー下がる可能性もあるので、60歳になる前に今現在の制度とか確認して実際に自分で計算してみてください。

2025/02/02

マンションは購入か賃貸かについて考える

結論から言うと、賃貸一択で頭金などでインデックスファンド買っといた方が良い。

マンション購入を投資で考えると、入居率100%・低金利・税金控除有りな不動産投資とほぼ同じと考えることができる。
不動産投資と言うのはざっくり以下で利益(売却時累計CF)が出れば良い。

売却時の物件価値(税・手数料込) + 手残り(家賃・管理費・手数料・金利・修繕費・税込) ー 頭金 ー 購入時手数料等(税込)

これがプラスなら利益が出ると言うこと。
但し、投資で考えるなら頭金等をインデックスファンドに突っ込んだ場合と比較する必要があるため、プラスになるだけじゃなくて頭金等をインデックスファンドに投資した場合よりも上回らないと損な投資と言える。

手残りがマイナスでも利益が出る物件というのは、売却時の物件価値から諸々引いてもプラスになる場合。が、基本的に手残りが大幅にマイナスな物件は、買ったときから赤字が確定だと思っても良いし、投資のリスクに合ったリターンが得られないので止めた方が良い。ちなみに、新築区分マンション投資はほぼコレなのでほとんどケースでやる価値が無い。

若干脱線したが、購入か賃貸かを簡単に考えてみることにする。
投資と違って購入して自分で住む場合、入居率100%で金利も安いので計算ではとても有利になるはずである。

想定物件(築浅RCマンション)
物件価格:5000万円
表面利回り:4%
頭金:1000万円(20%)
金利:1.5%
ローン期間:35年
入居率:100%
家賃下落率:-1%
所得税:0%(住宅ローン控除とかあるので実際はマイナス)
オルカン利回り:6%(35年の長期投資なのでリスクは低い)

シミュレーションは楽待を利用
https://www.rakumachi.jp/property/investment_simulator

購入(35年後売却想定)
頭金:-10,000,000円
累計CF(家賃は自分で払う想定):-11,991,000円
売却価格:40,000,000円
35年後売却時累計CF:16,809,000円
※住宅ローン控除とか考慮されてないが、最大でも400万円程度らしい。

賃貸(頭金とCF分をオルカン投資)
CFを単純にオルカン積立した場合の評価額:40,675,479円
頭金分オルカン評価額:76,860,868円
35年後収支:117,536,347円

賃貸の家賃が計算に入ってないが、購入側の累計CFは家賃収入があることが前提の数字になっているので賃貸側の家賃を0にしている。
厳密にやりたいなら家賃収入0としてCF計算すると、35年で6072万円程度の家賃になるので、購入側が-4000万円、賃貸側が+6000万円ぐらい。
購入側は、家賃を管理会社に払う費用などが含まれてるから若干不利ではあるがほぼ誤差レベル(300万円とか)。
どちらにしても、賃貸+オルカン投資が圧倒的に有利なのは変わりません。
多少数字弄ったぐらいじゃ揺らがないぐらいの圧倒的大差です。

私の結論としては、あくまで贅沢品として購入するなら有りだが、基本は賃貸+インデックス投資で良い。

不動産投資は、法人で1棟買いしたり、築古中古戸建買ってリフォームとか、超お得物件毎日探すなど、とにかく手間がかかるようなことしないと儲からない。そんなことに労力使うなら本業に力入れて、コスパ良い賃貸住宅探して、脳死でインデックス投資した方が良い。余程不動産が好きで勉強するのが苦でもない人以外は副業でやるのは止めといた方が良い。

※注意※不動産を買うときは自分でちゃんと計算しましょう。特に不動産投資はちょっとパラメータが変わると収支が結構変わるので注意した方が良いです。

2025/01/18

NISAで投資すべきものについて

以前、レバナスに投資してお祈りするのがFIRE最短じゃないかって記事書いたり、株式市場が過熱気味でPERが高過ぎるのでレバナス止めて普通のインデックスにした方が良くねって記事書いたけど、どうせ普通のインデックスに投資するならNISA枠を活用しようって話。

結論を言うと、NISAは長期的に配当や分配金が一切出ずに老後までは絶対に売らない投資対象(オルカンやS&P500のインデックスファンド)に投資した方が最も有利な制度。
配当が出る個別株や分配金が出るファンドは、その分利益確定してしまうことに等しいのでNISAの長期投資においては不利。とは言え、NISAを活用しないよりは良いので、インデックスファンドを買う予定があるなら優先的にNISA枠を使うべきということ。

例えば、NISAで毎年5%の分配金が出るファンド(個別株なら配当)を買った場合、分配金には税金がかからないがファンドの価値が-5%されて95%になる(実質的に5%売却と同じ)。複利効果狙って分配金再投資した場合、毎年5%に対して余計にNISA枠を使うことになってしまうし、NISA枠が無ければ課税対象になってしまう。分配金が出ない(自動で再投資してくれる)ファンドなら5%のNISA枠を余計に使わなくて良いし節税になる。

そんなわけで、NISA枠はオルカンやS&P500などのインデックスファンドに使った方が得ってこと。

但し、収入がそこまで無くてNISA枠が余ってる人は別。
毎年120万円のつみたて投資枠はインデックスに使って、成長投資枠は個別株で遊びたいとかは有り。遊ぶにしても、つみたて投資枠120万円は最優先で埋めた方が良いし、1800万円の枠上限が見えてきたらインデックスで埋めた方が良いです。

2024/12/21

ワンランク上の筋トレがあるんじゃないかって考えた

今の筋トレって筋肉に負荷をどのぐらい加えたかたって軸でやってるけど、動的に負荷変更(動かす速度変える)したり、精度的なものも加えたら筋肥大以外の効果も同時に達成できて効果が高いのではないかと思った。

これをやるには精度が高いトラッキングとVRゲームみたいなものが必要なのかな。
VRに一切補正無しでリフティングとかお手玉とかできるぐらいのトラッキング精度があったらブレイクスルー的なものがありそうな気がするけど触覚フィードバックが無いと厳しいか。

VRは諦めてVRのトラッキング部分だけをコントローラーとして使いつつ負荷もかけるような、筋トレガチ勢向けリングフィットアドベンチャーみたいなもの?を作って効果を調べてみたら金になりそうな感じする。

今のところViveトラッカーとかハード揃えるだけでも10万以上はかかりそうだけど技術の進歩とか量産などで下手なパーソナルジム通うより安くて効果良いって事になったら爆発的に売れるんじゃないかなと。機材が高価なので個人に普及するよりジムに導入される方が先かもしれないけど。
可能性を感じる分野だなと思う。

2024/09/28

株式市場が過熱し過ぎている問題

以前、レバレッジ3倍NASDAQインデックスで資産作った方が良いのではないかと言う記事を書いたけど現在の株価水準がITバブル並みになりつつあるので危ないって話。

https://worldperatio.com/sector/sp-500-information-technology/
これはS&P500のITセクタのPERなのだが、ITバブルの水準に近い。
「PERの高さ=市場が見込んでいる将来の成長性」と言えるのでそれがITバブルの水準と言う事。
ITバブルよりは実態が伴っていると思うのでITバブル並みの大暴落にはならないと思うが、私はAIが市場が見込んでいるほどに実用化されるには20年ぐらいはかかるのではないかと考えている。つまり、市場の期待と現実でかなりギャップがあるので調整が来るんじゃないかと思う。

そういうわけで、現状のPERだとレバレッジ系は売って普通のインデックス買った方が良いかもしれない。投資始めたばかりでそんなに資産無いならそのうち上がるだろうしあまり気にする必要無いけど。