AIでやれることは、ざっくり言って一定ライン以上の性能を上げてもほぼ意味のないこと(性能上限有り)と無限に性能を上げても上限が無いこと(性能上限無し)の2つに分類される。
自動運転は明確に性能上限が有ることに分類される。
明確に性能上限が有る分野は、大手が莫大な資源を投入して成功しても、数年遅れで後発が少ない資源で同じことを達成する可能性は高い。中長期的に見るとそういう分野はコモディティ化するリスクがある。
そういう意味ではテスラの将来性はあまり良いとは思わないし、自動運転で出遅れているトヨタなどは市場で言われているほど将来性が暗くはないかもしれない。
また、格安自動運転タクシーが登場すると、今の日本の車の維持費を考えるとほとんどの人で自動運転タクシーの方がかなり安く済む可能性が高いとみている。車の売れ筋がラグジュアリー的な方向に行くのではないかと思われ、大衆車を作っているメーカーは苦しくなると思う。
将来性があるのは、性能上限が無い分野である。
例えば、創薬や化学素材と言った無限に組み合わせが存在するような用途はAIによって指数関数的に成果が上昇する可能性がある。
資本力があり投資する余裕のある創薬や化学素材系の企業は今後伸びる可能性があると思う。ただ、AIで乗り遅れると他社に圧倒的に性能が良いAIで稼がれさらにAIに投資され・・・と永遠に追いつけずにWinner take allされる可能性が高い分野でもある。